春よ、来い
関係者の皆様には、日頃から大変お世話になっております。
医療法人奏 あいの里アットホームクリニックの理事長 院長 塩野谷です。
今年2025年の1月までは雪が少なく、楽だなと思ってすっかり油断していましたが、
2月に入り、帳尻を合わせるかのごとく大雪の日が増えてしまいましたね。
一気に移動が大変になり、訪問診療も悪戦苦闘していました。
ただ3月に入り気温の上がる日も少しずつ増えてきました。
雪も少しずつとけて、やっと運転しやすくなってきたと感じています。
北海道の春まであともう少し、安全運転で頑張っていきたいと思います。
今回のブログですが、
おうちde医療というサイトに、北海道の在宅看取り件数ランキング2024年版が取り上げられていました。
期間としては、2023年8月から2024年7月までの1年間の実績上位50施設が掲載されています。
下にサイトのリンクを掲載させていただきます。
https://zaita9iryou.com/23736/
当院はその中で18番目になります。1年間で78人のお看取りを任せていただきました。
この時期は当院が開業して2年目のデータです。
我々のクリニックは常勤医2名の小さな組織ではありますが、担当させていただける患者様が予想以上に多く、改めて私たちの役割の重さを感じる結果と受け止めています。
これも、患者様とご家族含め地域の皆様の信頼をいただいた結果だと思っています。
毎回のお看取りが我々にとって貴重な経験であり、患者様に寄り添う大切さを改めて実感しています。
これからも、少しでも患者様とご家族にとって心安らかな時間を提供できるよう、全力を尽くしていきたいと思っています。
御紹介頂いた、病院や、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、薬局の関係者みなさま、
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
話は変わりまして、
4月から当院に新メンバーが加わることになりました。
内科、呼吸器内科出身の先生です。
私の後輩で、伊藤副院長の後輩でもありさらに彼のバンド仲間でもあります。
ますます「奏」カラーが出ることをうれしく思っています。
各所基幹病院で修行されていて、特技は『説明すること』という、お話し上手な先生です。
それは訪問診療医にとても必要な重要な能力だと思います。
わかりやすく病状説明してくださると思いますし、
クリニックの雰囲気も一段と明るくなるだろうなと期待しています。
さらに今回はもうひとつご報告が、
組織が大きくなる中で医療事故や、医療過誤を防ぎ、患者様に安全な医療を提供するために、
医療安全の取り組みが必要であると考えていました。
この度伊藤副院長が、医療安全管理者養成研修を受講し、医療安全管理者の資格をとりました。
医療安全の取り組みとしては、
- 危険予知や事故発生の予防
- 患者と医療従事者の全員参加
- 患者主体の医療と信頼の確保
- 確実な確認・再確認
- 良好なコミュニケーションの確保
- 正確な記録の記載
- 情報の共有化
- 医療事故防止のための教育・研修システム
といったものがあります。まだまだクリニック内でも足らないところがあると思っています。
皆様に安心な診療を受けていただけるよう、少しずつですが、組織づくりにも注力していきたいと考えています。
今回の内容は以上になります。
それでは皆様お体に気を付けてお過ごしください、読んでいただきありがとうございました。