冬がはじまるよ
医療法人奏 あいの里アットホームクリニックの理事長 院長 塩野谷です。
12月に入り厳しい冬の季節になりました。今年は昨年より道が悪くなるのが早い印象です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
2023年10月に無事、医療法人を設立致しました。
各事業所様には、契約の更新、口座番号、医療機関コードの変更など、お手を煩わせてしまいました。
皆さまのご協力のおかげで、日常業務には差し支えなく2か月が経過いたしました。この場を借りて関係者の皆様には感謝を申し上げます。
昨年4月に開業し、1年と8か月が経過致しました。現在、常勤医師2名、非常勤医師3名、看護師4名、事務3名、合計12名で活動しております。
開院当初は4名でスタートしたので、もう3倍の人数に増えております。12月からはさらに1名、事務員(運転手)が加わることになりました。
最初は広く感じたクリニックも、もう随分手狭になってきました。
電子カルテをふと見てみると、カルテ番号1番から始まったものが、気づくと1000番が近づいてきました。
個人宅への訪問だけではなく、施設訪問にもスピーディに対応できるようになってきたからだと考えています。
我々は訪問看護ステーション、薬局、施設のスタッフの皆様との密な連携を特長としています。
主にメディカルケアステーション(MCS)を用いております。緊急時以外の、訪問の御報告はこちらを用いております。
写真を添付する機能もあり、例えば皮膚トラブル、皮疹、傷など、言葉では表現が難しい場合でも情報が一瞬で関係者(医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャーなど)に伝わるため、問題点もすぐに共有可能です。
診察においても、当院では終末期の患者様への麻薬の使用が多くなっておりますが、クーデックエイミーPCAやシリンジポンプの扱いにもかなり慣れてきました。
クーデックエイミーPCAの使用経験(算定回数)は30件を超えました。
普段協力して頂いている訪問看護ステーションのみなさんとも、使用方法をしっかり共有し、安心して使用できるようになってきていると思います。
紹介元の病院との連携ですが、できる限り退院時カンファレンスに参加して、患者様の情報を共有し初回訪問に入れるよう努めています。
紹介元の先生、地域連携室の皆様とお話することは、診療情報提供書の交換だけの申し送りよりも、価値があると考えております。
今後も継続していきたいと考えております。
最近の新しい取り組みとして、これから訪問薬局を始めたいと考えている薬局への勉強会を先日開催しました。
↑先日開催された勉強会の様子、皆さん熱心に話を聞いていました
また事務長の林が、20か所ほどの病院の地域連携室の皆様とZOOMで勉強会を開催しました。
訪問診療は、病院での業務とくらべて独特な部分があります。算定の違いもその一つです。
病院と訪問診療クリニックの連携がよりスムーズにできるよう、これからもこのような勉強家に積極的に取り組んでいきたいと考えています。
このようなスタイルが定着しつつあるのか、少しずつではありますが当院が認知されてきているのを感じております。
たくさんの病院、訪問看護ステーション、ケアマネージャー、薬局から患者様の御紹介を頂いております。
大変ありがたく感じると共に、皆様からの信頼に1つずつしっかりと応えるべく責任ある立場として、より一層身を引き締める所存です。
さらに非常に喜ばしいことに、当院のホームページの採用のページをみて、応募してくださる方も増えてきました。
スタッフが応募のためにホームページ、SNSの作成に協力してくれたのが大きいです。
これまで以上に事業を拡大していていくためには、さらに仲間が必要と考えております。
スタッフ一同、これから新しく出会う仲間を心待ちにしております。
次回のブログでは、来年度の展望についてもお伝え出来たらと考えております。
皆様お体にはご自愛ください、それでは失礼いたします。